正しい歯磨きとは
歯磨きについて考えたことはありますか?いつもなんとなくしている歯磨きですが、実は、それではしっかりと汚れを落とすことができていないかもしれません。なんとなくしている歯磨きではなく、正しい歯磨きをすることで、初めて、お口の中の汚れをしっかり落とすことができ、虫歯、歯周病の予防をすることができます。また、これらの2つを予防することで、エチケットである口臭も予防いしていくことができます。ここでは、正しい歯磨きについてポイントをご紹介いたします。
1.歯の磨き方
1−1歯磨きの目的
歯磨きをすることで次の3点に効果があります。
・虫歯予防
・歯周病予防
・口臭予防
口臭の原因は様々ですが、そのうちの一つに歯と歯茎の健康状態と大きな関わりがあるのです。正しい歯磨きにより、虫歯や、歯周病を予防できるイメージはあるかもしれませんが、同時に口臭予防もできることをご存知でしたか?口臭の原因も元を辿れば、虫歯や歯周病に行き着きます。正しい歯磨きをしていく中で虫歯、歯周病を予防していき、同時に口臭ケアもしていきましょう。
気になる方はこちらをご覧ください→「気になる!虫歯と歯周病が原因でおこる口臭予防!」
1−2歯磨きのポイント
①毛先を歯の面に当てる。
歯ブラシの毛先を歯の表面、歯と歯の間、歯と歯茎の境目にきちんとあてましょう。
当てる角度も重要です。90度もしくは45度くらいで当てましょう。
②軽い力で動かす。
歯ブラシの毛先が広がらない程度で磨きましょう。
③小刻みに動かす
5~10mmの幅を目安に動かし、1~2本ずつ磨きましょう。
この3つのポイントを抑えるだけで綺麗に歯を磨くことが出来ます!!
3つのポイントがしっかりできているか、鏡を見ながら磨くと良いです。
2.歯磨きの工夫
2−1磨き残しの多い所
・歯と歯の間
・奥歯の噛みあわせの面、溝
・歯と歯茎の境目
・歯の高さが違うところ所
・生えていいる途中の永久歯
このような部分は磨き残してしまう可能性が高いので注意して磨くようにしましょう。お子様の仕上げ磨きをする際も確認して下さい。
2−2磨き残しをなくすには
磨き残しをなくすには、ご自身のお口にあった歯磨きをすることが重要です。そのためには、歯科医院で歯科衛生士さんから歯磨き指導を受ける事をおすすめします。どこが苦手なのか、磨きにくいところはどうしたら良いのか細かく丁寧に教えてくれます。また、歯ブラシだけではなく他の補助用具を併用するとより磨き残しを無くすことが出来ます。
2−3おすすめグッズ
①歯ブラシ
歯ブラシにも様々な種類があります。用途によって発揮する効果が違います。ここではオススメの歯ブラシを一部紹介します。
・buteler→虫歯予防に効果的!
・systema→歯周病予防に効果的!
②歯ブラシ以外の商品
・フロス→持ち手が付いているものと付いていないものがあります。歯ブラシだけでは落とせなかった歯と歯の間の汚れをしっかり落としてくれます。
・歯間ブラシ→歯と歯の間が広く開いている部分に最適です。
・舌ブラシ→歯だけではなく舌にも汚れはついています。口臭の原因にもなるので専用のブラシを使用するとより良いです。
・タフトブラシ→特に親知らずのような一番奥に生えていて歯ブラシが届きにくい歯を磨くのに適しています。
・電動歯ブラシ(ソニッケアー)→当て方さえ習得できれば誰でも効果的な歯磨きができます。お年寄りや、障害で手がうまくうごかせない人でも使いやすいです。
3.まとめ
ポイントを抑え、毎日の歯磨きを意識するだけでその効果は飛躍的に上がります。そして、虫歯、歯周病、口臭を予防をし、健康なお口を保ちましょう。しかし、毎日の歯磨きだけでは落とせない汚れもあります。その汚れは定期的に歯科医院でクリーニングを行うことでしっかりと落とすことができます。お口の中をさらに良い状態で保つことができるとともに、虫歯、歯周病の早期発見する事が可能です。歯科医院での定期的なクリーニングについてはこちらをご覧ください。