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2016/09/26
睡眠時無呼吸症候群の治療としての口腔内装置について
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睡眠時無呼吸症候群は新幹線運転手の駅を飛ばしてしまった事故や、長距離運転のバス・トラック運転時の事故等で注目されるようになりました。

1.睡眠時無呼吸症候群とは

1-1眠っている間に呼吸が止まる病気です。睡眠1時間あたりに呼吸障害が5回以上であることが、診断の基準になります。

ノドが肥満や顎の形態などの問題により塞がってしまいます。(閉塞性睡眠時無呼吸症候群:OSAS)単純な往復いびきでなく、不規則でしばしばいびきが止まる(=無呼吸)のが特徴で、これによって睡眠が浅

くなり、昼間の眠気が生じたり、心血管系に影響が及ぶことがあります。

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2.睡眠時無呼吸症候群の治療には下記があります。

2-1CPAP(シーパップ:経鼻的持続陽圧呼吸法)

夜間睡眠時に鼻マスクを装着して、これにより空気で持続的に陽圧をかけ上気道の閉塞部位を押しげることによって睡眠時無呼吸ならびに〝いびき〟を消失させる方法です。 有効性・安全性が高く全世界で最も普及している治療法です。

2-2口腔内装置(OA:Oral Appliance、マウスピース)

口腔内装置はCPAPと同様に閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)に対する確立した治療法の一つです。この装置は、その結果、気道の開通性が保たれ、無呼吸・低呼吸の回数を減らすことが知られ、CPAPに比較して簡単で使いやすい

2-3ノドの手術治療

主に扁桃腺肥大やアデノイドが原因になっている場合、これらを摘出する手術が必要にとなります。鼻閉を起こす鼻疾患は、CPAPや口腔内装置の治療を妨げるため手術は必要となる事があります。手術は耳鼻咽喉科医院などで行います。

3.手軽な対策としての口腔内装置

3-1口腔内装置:OAの適応

  • いびき、軽症から中等症のOSASの方
  • 中等症、重症のOSASだがCPAP(シーパップ)が使えない方 (密着感や送気管が気になり、また、陽圧感で眠れない)
  • 自宅ではCPAPを使っているが、出張が多く旅先でCPAPを使えない方 (持ち運びが邪魔)
  • 仕事のスケジュールが不規則で、仮眠時にCPAPを使えない方
  • 軽症の睡眠時無呼吸症候群で、CPAP治療の保険適応基準(無呼吸低呼吸指数AHIが20以上)を満たさない方
  • 中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群であるが、CPAPが困難であったり、OAとの併用が望ましい場合
  • 睡眠時無呼吸症候群ではないがイビキがひどい場合
  • ぜひ口腔内装置を使用したいとお考えの方
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3-2 口腔内装置が使えない状態

  • 歯で固定するので、当然しっかりした歯がないと使用できません。
  • 同様の理由で、歯周炎がひどい場合や虫歯が多発している場合は使えません。また顎関節症の場合も使用できません。

3-3 副作用と合併症

  • 初期には・・・顎の関節の痛みや違和感、噛み合わせがうまくいかない、歯が痛むなどの症状が見られますが、これらの症状は慣れるのに従い1ヶ月以内でほとんど消失するようです。 顎の痛みが継続する場合は、下顎の移動距離を調整いたします。

3-4治療の流れ

  • 睡眠障害専門医師が初診担当します

(終夜ポリグラフ検査結果後、口腔内装置適用となる方は歯科医院へ紹介されます)

3-5保険適応について

これまで健康保険の適応はなかったのですが、平成16年4月より次の条件を満たす場合に健康保険の適応が認められました。

【1】睡眠時無呼吸症候群の確定診断が可能な医科の医療機関からの情報提供に基づくこと

【2】歯科医師が作成すること

歯科だけの受診ではダメです。医院や病院などからの紹介状が必要ということになります。また、CPAP治療は睡眠時無呼吸症候群がある程度重症であることが保険適応の条件でしたが、口腔内装置については重症度のしばりはついていません。

ご注意していただきたいのは、単なるイビキ症等、無呼吸と診断されなかったケースでは初診以降すべて自費治療となります。

4.歯科医院では

4-1口腔内診察・口腔内装置の概略説明

4-2歯科的診断と治療方針の決定

4-3治療(およそ2~3回の通院で装置完成)

定期的な受診 (睡眠時無呼吸症候群外来・呼吸器内科などで)(効果判定のための専門委員での終夜ポリグラフ検査の実施)

5.当院で使用している口腔内装置

5-1保険適用スリープスプリント

一般的な口腔内装置としてマウスピースのような装置(スリープスプリント)を使い、睡眠中も気道を閉塞させないように下顎を前方に位置させます。健康保険で作成できるので安価なのが最大の利点ですが、しゃべられない・装着時の違和感が大きく、また密閉されているので、鼻呼吸ができない方や下顎の前方移動量の微調整が困難であることが欠点です。

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5-2保険適用外 ソムデント

保険適応にはなっていませんが、上記の問題をほぼ解決した図のようなOAも作製可能です。ソムノデントは、患者さん個々にカスタムメイドされた装置で、上下歯列にフィットするプレート部分と、独自のウィング部分で構成され、装着時に顎の 動きを規制しながらも、患者さんが自由に開口できるように設計されています。

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